1.そもそも埋没毛(埋もれ毛)とは？

2.埋没毛が出来てしまう原因

埋没毛になってしまう主な原因は大きく分けて2つ

1. 間違ったムダ毛の自己処理
埋没毛ができる主な原因のほとんどは間違ったムダ毛の自己処理です。
カミソリを使って自己処理をする際、肌に負担を与え傷つけてしまい乾燥の原因となったり、毛抜きで毛を無理矢理引っ張る行為は肌に大きなダメージを与えてしまいます。
また、雑菌が入って毛嚢炎になるリスクが高いだけでなく、肌と毛穴を痛めてしまうため、場合によっては出血することもあります。 毛穴は傷ついてしまうと、修復しようと毛穴ごと皮膚を塞いでしまうため埋没毛になりやすくなります。

2.肌の乾燥
肌が乾燥して表面が硬くなってしまうことも、埋没毛の原因の1つです。 肌が乾燥している状態は毛穴がダメージを受けやすく肌のターンオーバーが乱れます。 自己処理後は表面の角質層がボロボロな状態で、肌へのダメージを大きくしないように、肌を分厚く硬くしてしまう働きを起こします。
すると分厚く硬い角質層が毛穴を塞いで、毛が埋もれやすくなります。冬など空気が乾燥しやすい季節の場合は、肌が硬くなりやすく埋没毛ができるリスクが大きくなります。
さらに肌の表面が硬い状態が続くと、毛が表面に出てこられないまま成長し、埋没毛が伸びて長くなってしまいます。 そして肌が乾燥していると本来のバリア機能なども低下し、肌トラブルが起きやすくなります。


◆ここでもうひとつ
実はストレスなどによる代謝不良も埋没毛の原因に…。ストレスも肌のバリア機能を低下させる原因になるため、肌トラブルを起こしやすくなります。
ストレスや睡眠不足などにより、代謝不良が起きることでも埋没毛ができてしまいます。通常、肌は「ターンオーバー」と呼ばれるサイクルで肌が新しく入れ替わり、古い肌は剥がれ落ちていきます。 このターンオーバーが正常に働いていれば、新しい肌が生まれて古い肌は剥がれ落ちていくため、肌の柔らかさをキープする事ができますが肌のターンオーバーはストレスや睡眠不足などが原因で乱れてしまい正常に働かなくなったりします。
この状態が続くと、表面の古い角質層が分厚くなってしまい、硬くなってしまうため毛穴を塞いでしまいます。 不規則な生活をしていると埋没毛が発生しやすくなるため、注意が必要です。
埋没毛だけでなく肌荒れなどの原因にもなるため、普段からストレスを解消し、規則正しい生活を心掛けることが大切です。

3.埋没毛の予防方法

すぐに出来る！埋没毛にならない為の予防方法をご紹介

1.ムダ毛のお手入れの頻度を減らす
埋没毛を減らすためには、自己処理そのものを減らすことが効果的です。
やはりムダ毛のお手入れの頻度が高いと、その分肌がダメージを受けてしまい埋没毛になるリスクが高くなってしまいます。 もし、ムダ毛のお手入れの手間や肌トラブルに悩んでいるのであれば、脱毛するのもおすすめです。脱毛すると徐々にムダ毛が薄くなっていき、ムダ毛のお手入れの回数も少なくなっていきますので肌への負担が軽減できます。

2.肌の調子が良いときは自然な排出を促す
肌のコンディションが良い状態であれば正常なターンオーバーが行われている証ですので自然な排出を促すことも埋没毛の対処法として有効です。 肌の内側で作られた「基底槽」と呼ばれる表皮の層は約28日間かけて角層へと到達し保護されます。ターンオーバーが正常に行われていた場合、埋没毛になったとしても次第に古い角質が落ちて埋もれていた毛が自然と表面に出てきます。埋没毛があったとしても、肌のコンディションが良い状態であればそのまま様子をみてみるのもいいでしょう。 しっかり栄養を摂取し質の良い睡眠を心がけましょう。

3.角質ケアをして肌を柔らかくする
埋没毛は古い角質が溜まって皮膚が硬くなってしまうことも、大きな原因になっています。そのため、角質ケアを行って肌の表面を柔らかくするようにしましょう。 スクラブを使って古い角質を落とし、皮膚のターンオーバーが正常になるようにケアすることで、肌の表面に出てこられなかった埋没毛が表に出てくる可能性があります。スクラブを使ったケアは手軽に行えますが、効果が出るまでに少し時間がかかるので継続してお手入れする事をオススメします。 ただし、スクラブを使う際は強く擦ると肌に余計なダメージを与えてしまうので、無理に擦らず肌の状態に合わせて使ってください。 また、肌のコンディションが悪い状態だと角質ケアをしても効果を実感しにくい為、正常にターンオーバーが働くように肌の状態を良くすることが大切です。 ピーリング剤で肌をなめらかにするお手入れ方法も埋没毛の予防が期待できます。ピーリングで肌の汚れをふき取ることで硬くなってしまった角質を除去し肌のターンオーバーをサポートしてくれます。 ただし頻繁におこなうと肌を傷めてしまうため週に1回など、間隔をおくようにしましょう。

4.普段から肌を保湿するようにする
肌をしっかり保湿すると肌が柔らかい状態に維持でき、生えてくる毛が肌の表面に出てきやすくなります。保湿効果の高い化粧水やクリーム、尿素配合クリームなどで保湿ケアを行いましょう。 特に尿素配合クリームは、クリームに含まれている尿素が水分を保持し肌の乾燥を防ぐとともに、硬くなった角質層を柔らかくして肌のターンオーバーを助ける働きもあるので、埋没毛の予防につながると言えます。 ムダ毛のお手入れ後や入浴後などは、こまめに保湿することが大切です。

5.自己処理をするときは電気シェーバーを使用する
カミソリを使った自己処理方法は手軽にお手入れできますが、刃が直接肌に触れるためダメージが大きくなってしまいます。また、皮膚だけでなく毛穴にも負担をかけてしまうため、ダメージにより毛穴が塞がってしまい埋没毛になりやすくなってしまいます。 肌の調子が悪いときは、肌への負担が小さい「電気シェーバー」を使うのがおすすめです。電気シェーバーは直接刃が肌に触れないため、肌の表面や毛穴を傷つけることが少なく肌への負担が少なくなります。 また、毛を深く剃ったりするわけではないため、ムダ毛が埋もれてしまうこともありません。 肌の状態が悪いとき以外にも、埋没毛ができやすい部位に電気シェーバーを使うのがおすすめです。

6.あまりにも炎症がひどい埋没毛は皮膚科に相談や受診を
埋没毛のお肌が炎症してしまった場合、自分で治そうとして触るとさらに悪化する可能性があります。もし炎症がひどくなってしまったら、専門の皮膚科に相談するのも〇　 他にも、埋没毛や毛嚢炎になった結果、色素沈着を起こして黒ずみができてしまうこともあります。肌の黒ずみは治りにくいので、皮膚科で適切な治療を受けることで肌をキレイな状態に保ちやすくなります。跡にならないようにするためにも、なるべく早めに相談するとよいでしょう。

4.埋没毛予防におすすめのケアアイテム

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